砂漠化の危機？なんで砂漠化するの？
環境問題に注目されている昨今で、地球温暖化や、砂漠化など世界中で注目をあびております。
グリーンインターナショナルでは、持続可能な開発目標SDGｓに対して積極的に取り組んでおります。
■砂漠化(さばくか)とは
砂漠化は、前は草や花、木があったけど色んなことが原因で、育たなくなっちゃうことです。
世界中の砂漠化は、一年で約264万ヘクタール進みます。
264万ヘクタールってどれくらい？って思う方に、参考として『ディズニーランドは約51ヘクタール』『東京都は約21.9万ヘクタール』です。一年でディズニーランドが約51765個、東京都が12個無くなっていっていることになります。
■なんで砂漠化(さばくか)は起こるの？
砂漠化が起きてしまう原因は大きく分けて２つあります。
- 気候的要因(きこうてきよういん)
気候的要因とは、天気が原因で砂漠化が起きているという事です。
どうして天気が砂漠化に関係あるの？
国や地域によっては雨がめったに降らない場所もあります。また、前までは降っていた地域でも異常気象などの影響で降水量(雨が降る量)が下がってきています。
アフリカのサハラ砂漠の南は、1930年から長く雨が降っていない(干ばつ)時期が数年ごとに現れることや、1985年以降、雨の降る量が少なくなってきていることから、砂漠化が進んでしまっています。サハラ砂漠の奥地で昔『タッシリ・ナジェール』＝『水流の多い場所』と呼ばれていた場所でも、今では年間での降水量はたった20ミリとなってしまいました。
- 人為的要因(じんいてきよういん)
人為的要因とは、私たち人間が原因で砂漠化が起きているという事です。
これは、私たち『人間がヤギやヒツジを飼いすぎてしまうこと』や『木を切りすぎてしまっていること』、『畑を作ろうと耕しすぎてしまうこと』等が原因となります。
何でこれが原因になるの？
どれも草花や木を減らしてしまう原因になるので、砂漠化が進んでしまうのですが、更に問題なのは植物が減ってしまうことで、風で土が飛ばされてしまったり、雨や水で土が流されたりしてしまうことです。
また、根本的な原因としてこれらの人為的要因は全て、人口の増加や人々の貧困が原因となります。結局、ヒツジなどを多く買わなくちゃいけない状況も木を切りすぎてしまうという状況も、新しく畑が必要になるという状況も、全ての原因を根本的に考えていくと人口増加と貧困が強く結びつきます。
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