地球環境を考える
NPO法人

国連農業開発アカデミーについて

国際農業開発アカデミー計画

世界には、未だ先進国の援助を必要とする発展途上国が多数存在し、貧困や人口増加による食糧不足が問題となっています。食糧生産の知識を有する農業技術者の層が極めて薄く、現場で活躍できる人材の育成が急務です。開学する国連農業開発アカデミーでは、開発途上国の青年と我が国の青年が交わり学び、食料自給率の向上に寄与してまいります。

設立目的

大分県国東半島宇佐地域は、社会や環境に適応しながら何世紀にもわたり発展し、形づくられた農業・林業とそれに関り育まれてきた文化、景観、生物多様性に富んだ自然環境と技術が評価され2013年に世界農業遺産に登録されました。一方、発展途上国は沙漠化の進行、土壌劣化や森林破壊が進行し、食糧不足も深刻化してきています。(以降、“これら問題”と呼びます)。

発展途上国が抱える“これら問題”の解決策の一環として、大分県国東半島宇佐地域に国際農業開発アカデミーを設立し、当地の文化・景観に触れつつ日本が持つ最先端の農林水産技術や経営ノウハウ等を学ぼうとする若者(学生)を広く海外から受入れ、卒業後に自国に戻り“これら問題”を解決するリーダー格たる知識と経験・人材育成を図る場とし、且つ日本を中心とし問題解決に向けた連携体制の構築を図ることを目的とします。

本学は国連のめざすSDGsの理念、国連平和活動や食糧農業支援、女性の地位向上、貧困の格差是正等を途上国の若者と共に学び解決していく活動を世界に広げていきたい。

我が国の農林水産生産技術の伝授、並びに、農林水産経営事業家としての教育を研鑽することにより、国内外の若き世代が農林水産という人類の最も基本的な産業を通じて国際社会の発展に寄与し、もって発展途上国の食糧問題解決に資することを鑑みて、ここに本アカデミーを設立するものである。

国連憲章に基く、国籍・宗教・貧富の差別を無くし、女性の地位向上を目指す。絶対平和主義で豊かな人間性と創造性を備えた人格形成の場とする。

教育指導の基本方針

社会科学と自然科学の視点を持ち、安全で良質な食料供給に貢献できる人材の育成。

環境に配慮した持続性ある食料生産の確立と生産技術の発展に貢献できる人材の育成。

学術的かつ総合的視野から食と環境の問題に対処できる人材の育成。

人類と自然環境の共生を計画・設計を実施し、提言・評価し、教育できる人材の育成。

乾燥地域の農林業の開発と沙漠化防止に貢献できる人材の育成。

主たる教育指導

農業・林業・水産業の基礎知識

穀物・花木・果樹・野菜等の栽培技術

農産物の生産・流通・消費の基礎知識

食品の安全性や機能性についての基礎知識

農業経営についての基礎知識

特徴と優位性

沙漠化の進行や土壌の劣化、森林破壊、食料不足などの開発途上国における深刻な農業問題の解決を目指し、持続可能な農業の原理や技術、農業経営のノウハウを学ぶ。

卒業後は国連をはじめとする各国の国際機関や関連企業に就職し、世界の開発途上国の農業に貢献する。

卒業後は日本国内の休閑農地で営農が可能。

日本が世界に誇る農業技術並びに留学生の出身国それぞれの気候風土に応じた農作物の栽培技術や農業の在り方の研究する。

日本の企業や農家と連携して、実践的な農業技術を学ばせ農業の原理について理解を深めさせ、発展途上国における伝統農業の改良とその飛躍的な発展を目指す。

日本語及び英語でのコミュニケーション能力に優れた、世界で活躍する農業の技術者及び農業の指導者を育成する。

その他の教育指導、日本語及び日本の生活文化教育・英語教育・日本の各種資格取得

国際農業開発アカデミーの概要

YouTubeやオンラインサロンなど、コンテンツの作成を進め、現状の食糧危機と、解決に向けた認知活動を進めてまいります。

  • 名称『国連ECSOC協議資格認証』国際農業開発アカデミー
  • 立地場所大分県速見郡日出町地内(世界農業遺産認定地域)
  • 建設計画校内敷地面積約3,000坪、校舎ー1棟、研究施設ー1棟、学生寮ー1棟
  • 研究農場10,000坪、野菜栽培ハウスー8棟
  • 農産物加工施設1棟
  • 設置学部農学部農学科
  • 設置コース①農産物加工流通科学コース②農業生産科学コース③園芸生産科学コース④熱帯農業科学コース⑤乾燥地農業科学コース⑥国連平和講座コース⑦語学教育コース⑧各種資格取得コース
  • 学生定員1学年50名
タイトルとURLをコピーしました